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| ヤーコン茶 | |||||||||||
ヤーコン茶南アンデス高地原産のキク科の多年草『ヤーコン』は、南アンデス高地原産のキク科の多年草(根菜)です。アンデスは標高900〜3,300mの山々が連なる山地で、その厳しい環境の中で育ち、インカ帝国の時代(14世紀頃〜1533年)から塊根が食されている歴史のある植物です。根上は成長すると150cmを越える草丈になり、ひまわりに似た茎と葉を持つようになります。日本には1985年にニュージーランド経由で紹介された極めて新しい作物です。 日本では馴染みの薄いヤーコンですが、カロリーも低く、サツマイモの123kcalに比べ半分以下、ジャガイモの77kcal、サトイモの70kcalなどと比べても分かるように、ヤーコンのカロリーは極めて少ない54kcalなのです(各100g当り)。さらに、ヤーコンは食物繊維も多く、その量は全体の約2.5%に及んでいます。 ヤーコンは世界で最も多くオリゴ糖を含む野菜として知られています。これまではゴボウやタマネギが知られていましたが、機能性成分の一つであるオリゴ糖を最高に含むとされ脚光を浴び、注目を集めています。 サツマイモがデンプンと食物繊維でできているのに対して、ヤーコンは全体の83%が水分で、固形部の約80%である糖質の大部分がフラクトオリゴ糖で占め、それと食物繊維とでできておりデンプンはほとんど含まれていません。 右記に記されているのは他の野菜とのオリゴ糖含有量を比較したものですが、オリゴ糖は土壌や肥料などの栽培環境・条件によって変化しますし、収穫後の保存状況によっても変わってしまいます。 その中で収穫直後のヤーコンの場合「オリゴ糖は全体の約10%のも及ぶ」と言われることから、含有量が多いとされていたゴボウやタマネギと比べても圧倒的に多いと言われることをお分かりいただけると思います。 腸の状態を快調に保つためには、1日に5〜10gのオリゴ糖を摂取することが求められています。ゴボウでだけで以上のような量のオリゴ糖を摂取するためには約280g(約2本)も食べる必要がありますが、ヤーコンなら100gで済みます。この程度ならサラダなどにして簡単に食べられますね♪ ヤーコンは現代にフィットした野菜ともいえます。 それは最近話題のポリフェノール>が非常に豊富に含まれているからです。 昨今、ブームの赤ワインですが、そのブームの発端は赤ワイン中に含まれるポリフェノールによるものとも言われています。 赤ワインの他、ポリフェノールを含んだ飲料と右記の通り比較していただくと分かるように、たいへん豊富に含まれていると話題になっている赤ワインとほぼ同程度のポリフェノールがヤーコンに含まれていることがお分かりいただけたかと思います。ここでポイントなのが、ヤーコン100g中83グラムは水分なので、水を除いた有効成分ベースに換算すると1%強もポリフェノールを含んでいることになるのです! 食物繊維はいろんな種類があります。食物繊維は右記の通り海藻類に多いのですが、植物の中では大豆やゴマなどといった食物油の原料になる種子の皮の部分や、米や小麦といった穀物類のヌカと胚芽の部分などに多く含まれています。食物繊維というと、ボソボソしたものを思い浮かべますが、長芋のネバネバや果物などのプリプリしたものも食物繊維なのです。 ヤーコンにも多くの食物繊維が含まれていて、繊維が多いと言われるサツマイモなどと比較してもさらに多く、イモ類の中では群を抜いています。 食物繊維には大きく分けて2種類あり、水に溶けにくいものを「難溶性」、水に溶けやすいものを「水溶性」と言い、それぞれ体の中での果たす役割が異なっています。 「難溶性」の食物繊維は主に食物の細胞壁を形成している部分で、「セルロース」や「リグニン」などになります。 また、エビやカニの殻の主成分である「キチン」も水に溶けない食物繊維です。 一方、水溶性の食物繊維は、植物の細胞の中に貯蔵されたり、植物が分泌したりする成分に含まれていて、果物やニンジンなどに含まれるい「ペクチン」、コンニャクに含まれる「マンナン」、海草に含まれる「アルギン酸」、テングサから得られる「寒天」などが良く知られています。 ヤーコンの食物繊維は約80%が水溶性、残りが難溶性になります。ミネラルでは特にカリウムが多く、野菜不足も手伝ってナトリウムを過剰に摂取してしまう現代食にはもってこいの食物と言えるでしょう。 また、カルシウムやマグネシウムも豊富に含まれており、ヤーコンに含まれるカルシウムは他の野菜と異なり、カルシウムの吸収をフラクトオリゴ糖が助け、吸収されやすくなっています。 忘れてはならないのがヤーコンの『葉や茎』です。葉の中には、カテキン、テルペン、フラボノイド配合体などの生理活性物質の他にビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、カリウムが豊富に含まれています。
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